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2016年04月14日

ハマウリー(浜下り)とアミウェーレー(雨乞い)神事

旧暦の3月3日は、今年の新暦で4月9日に浜下りと雨乞いの神事が行われました。

以下、与那誌より抜粋ー。

ハマウリー(浜下り)とアミウェーレー(雨乞い)神事
ハマウリー(浜下り)とアミウェーレー(雨乞い)神事

ハマウリー(浜下り)について
女性はから塩を舐めて厄払いのために、男性はチクイマンサク(豊作祈願)、アミウェーレー(雨乞い)のニゲー(祈願)を行う。
戦前は青年たちが集まり豊作祈願の踊りも行われ、夜は弁当を作り三月遊びに出かけたという。

神人はヌンドゥンチで豊作祈願を行い、各家では朝食時にフーチバージューシィーを仏壇に供える。

アラサンガグゥチ(新3月)の家では、ヨモギノ汁を入れたフチムーチーを入れて重箱に、ご馳走を詰めて墓参りに行く。
以前は公民館に手弁当で集落民が集まって祝った。学事奨励会も行った・・・


アミウェーレー(雨乞い)について

田植えを終えてウイミージーバイ(拝所)に行き、20cmの樋に松の木3本を渡し、20m位の距離の田に水を流す儀式をした。
現在、地区には田が無くなり、畑になっているのでこの儀式は行われていないが、
平成21年より現津波区長さんが、途絶えていた行事を復活させ、
自ら三線で「イニシリ節」「かぎやで風」「トーシンドーイ」を歌って盛り上げている。
シースービーの日(終わりの日)に腰を休めると言ってウタイノーシ(疲れ癒し)行事であった。

ハマウリー(浜下り)とアミウェーレー(雨乞い)神事
ハマウリー(浜下り)とアミウェーレー(雨乞い)神事


夕方から、よんな〜館でも、手弁当で地域の方々と集いました。

ハマウリー(浜下り)とアミウェーレー(雨乞い)神事
ハマウリー(浜下り)とアミウェーレー(雨乞い)神事
よんな〜三線も舞台披露しましたよ♩
ハマウリー(浜下り)とアミウェーレー(雨乞い)神事


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Posted by YO-NA at 16:58│Comments(0)祭祀
 
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